2021-06-03 第204回国会 参議院 環境委員会 第14号
中央環境審議会及び産業構造審議会の合同会議のヒアリングにおいて日本鉄リサイクル工業会が提出した資料を見ますと、国際的なサーキュラーエコノミーの政策トレンドはマテリアルリサイクル優先化の流れが主流であって、このシュレッダーダストの処理がサーマルリサイクル中心に考えられている現在の自動車リサイクル法は、その流れに対応できていないなどとされています。
中央環境審議会及び産業構造審議会の合同会議のヒアリングにおいて日本鉄リサイクル工業会が提出した資料を見ますと、国際的なサーキュラーエコノミーの政策トレンドはマテリアルリサイクル優先化の流れが主流であって、このシュレッダーダストの処理がサーマルリサイクル中心に考えられている現在の自動車リサイクル法は、その流れに対応できていないなどとされています。
熱利用中心、いわゆるサーマルリサイクル中心、そういうリサイクルではなくて、再生利用あるいは再生ゴムなどの利用にこそ力を入れるべきだと思います。 欧米諸国のタイヤの再生利用率、これはイギリスで三一・二%、フランスで一九・八%、イタリア二三%、ドイツ一六・九%、アメリカ九・七%となっています。